新型コロナウイルス接触確認アプリから接触通知が来た話と、接触タイミングが意外だった話
2020年 08月 13日 午後16時ごろ、新型コロナウイルス接触確認アプリ「COCOA」にて、新型コロナウイルス陽性者との接触があったとの通知を確認しました。
あ、、、。マジか。 pic.twitter.com/NWkDlSdGvC
— まさちゃこ@固定ツイで楽曲公開中 (@masachaco) 2020年8月13日
この記事は、それまでの顛末をまとめたものです。
これより以下の内容は、体験記であり、実施した内容をまとめたものです。
「このように行動した方が良い」「このようにするべき」
といった内容を記載したものではありません。
同様の状況に置かれている場合は、必ず専門家や
信頼できる情報元を確認した上で対応してください。
追記
---- 2020年08月14日 20:30頃追記 ----
「アプリに表示されている日付けは、接触した日ではなく、COCOAが陽性者と接触したことを判定した日ではないのか」
というお話を伺いました。
こちらについて、公式の情報を確認しましたが、「接触した日」なのか「陽性者と接触したことを判定した日」なのか、
私では判断することができませんでした。
公式アプリのヘルプには、「接触があった日付の一覧を確認できます」とありますが、諸説あるようです。
私が確認したこれらの内容の詳細については、本記事の最後にさらに追記致しました。
---- 2020年08月14日20:30頃追記ここまで ----
結論から先に書くと
1日に短時間しか外出してない日に、接触可能性があるとの通知を受けた。
(外出は昼と夜の15~30分ほどの近場への買い物のみ)
仕事以外での外出を避けていても、本日時点でCOCOAへの陽性者登録数が238件でも、接触するときは接触するということを思い知った。
COCOAへ陽性者登録をし通知してくださった方のおかげで迅速に状況を知ることができ、助かった。
連休中だったので、遠出などをしてリスクを増やさずに済んだ。
COCOAの指示に従い、スムーズに保健所へ相談することができた。
「想定していなかったタイミングで」「知らないうちに」接触している可能性があるということを思い知った。
個人的に、COCOAは利用しておいて良かったと感じた。
※ COCOAは、各種スマホ以下のリンクよりインストールすることができます。
iOS版
apps.apple.comCOCOA の利用開始と運用期間
楽天 Mini の無料キャンペーンに申し込み、6月には届いたため、これ幸いとおサイフケータイ機能一式と一緒にCOCOAアプリをインストールして持ち歩いていました。
アプリの記録によると6月29日から利用を開始していたようです。
COCOAによって電池の消耗が激しいという話を聞きますが、私は特に不自由を感じませんでした。
緊急事態宣言後、COCOAの総DL数も増え続け、リモートワークは縮小運用となり、私自身も都内の電車を利用して出社することも増えてきていたので、
導入した時点では、「いつか接触通知が来るのだろうな。」と考えていました。
しかし、8月時点では比較的陽性者登録数がそれほど多くないという話を耳にし、「これはしばらくは通知が来ないだろう。」と考えるようになっていました。
COCOAからの新型コロナウイルス接触確認通知
新型コロナウイルス陽性者との接触をアプリ経由で知ったのは、2020年 08月 13日 午後16時頃です。
緊急事態宣言時は、ほぼフルでリモートワークでしたが、
緊急事態宣言解除後から、08月13日までに何度も電車通勤を行っていたので「通勤時に接触してしまったかな。」と考えていました。
緊急事態宣言後は徹底して、仕事・通院を除いて自宅周辺以外に行くことは一度もなく、出勤・退勤時も直行・直帰していました。
外出があるとすれば、通勤・会社・徒歩圏内のコンビニ・スーパー・飲食店のどれかでした。(買い物などはAmazonに頼っていました。)
通勤・通院で長時間外出することもありましたが、それ以外の訪問先はすべて以下のいずれかで、滞在時間は長くとも30分ほどでした。
- コンビニ
- スーパー
- 飲食店
(すべて徒歩圏内)
コンビニ・スーパーは基本的に歩き回っており、買い物も15分以内となることがほとんどだったので、
COCOAが接触認定する「15分以上陽性者とBluetoothが届く距離に居る」という条件を満たしづらいと考えていました。
飲食店では、基本的に持ち帰りを利用し、調理中は店外で待機していました。
ただ、それでは、食事のレパートリーが限られるため、週末に混雑時を避けて徒歩圏内で外食していました。
(自炊はしていませんでした。)
そのため、接触があるとしたら、「通勤か通院時の可能性が高そう。」と考えていました。
とても意外だった接触タイミング
COCOAから陽性者との接触通知があると、何月何日に接触したかを確認することができます。
私の場合は、8月9日に接触したとの表示がありました。
出勤中かと思ったら思いっきり休み中だ。お昼ごはん以外で外に出てないからお昼かな。 pic.twitter.com/gwd8XOlNGe
— まさちゃこ@固定ツイで楽曲公開中 (@masachaco) 2020年8月13日
(ツイートでは昼のみと書いていますが、実際は夜にコンビニへ買い物へ行ったことを、後に思い出しました。)
これは、私にとって大変意外な通知でした。
というのも、8月9日は以下のような状況であったためです。
- 夏季休暇中で家にいた
- リモート映画同時視聴会をやる。ということで特に家にいた
- 外出したタイミングは昼食・夕飯買い出しの2回
- 一人暮らしなので私以外家に居ない
特に、その日の昼食は持ち帰りを注文し、夜は(間食を多めにとったため)飲み物とサラダをコンビニで購入するのみにしていました。
持ち帰りを受け取る際もいつものように店外待機をし、それでも30分ほどで自宅に昼食を買って戻っていました。
その際も、特に混雑しているということはありませんでした。
そのため、接触したタイミングは
- 買い出し時の昼・夜どちらか (長めにお店に滞在・待機した昼の可能性が高そう)
- もしくは、集合住宅の自宅圏内に陽性者がいて、Bluetoothの電波を拾った
ではないかと予想しました。
この日の外出時間は短く、かなり限られたタイミングだったため、私にとって大変衝撃的でした。
接触通知後の対応
接触通知後は、以下のように対応しました。
接触可能性のある日のことを思い出し・現状を整理する
何はともあれ、接触した日はどんな風に過ごしていたかを思い出しました。
そして、今どんな状態かを整理しました。
具体的には
- 接触可能性のある日に過ごしたイベントの整理
- 外出したタイミングの整理
- 面会した人の有無の整理
- 発熱はあるか
- 咳やのどの痛みはあるか
- 味覚・嗅覚に異常はあるか
- その他、気になったことなどの整理
といった内容を確認しました。
COCOAからの質問に答える
接触通知があると、COCOA内で現状についての質問に答えることで、今後どのように対応するか・相談先の提示をしてくれます。
質問の内容は
- 自覚症状(発熱・味覚異常・嗅覚異常など)の有無
- 家族・職場など身近な人に感染者がいたかどうか
といった内容でした。
回答内容に応じて、居住している地域の保健所などの電話番号が表示され、電話するように促されるようです。
私の場合、自覚症状はなかったものの、勤務先関連で気になる点があり念のために電話をすることにしました。
居住している地域の保健所へ電話
一旦、接触可能性のあった8月9日の状況を思い出し・整理して保健所へ電話をかけました。
電話はすぐにつながり、大変丁寧に対応してくださいました。
質問としては
- 自覚症状はあるか
- 身近な人(家族や同僚)に感染者がいたか
- 外出した際はだれかと一緒に行ったか
- 外食する際は、誰かと会話しながらだったか
等という質問がありました。
私の場合は、自覚症状もなく、上記に該当する知人もおらず、食事も一人で必ず取っていたためどれにも該当しませんでした。
その結果、保健所の方からは以下のように推測・提案していただきました。
- 感染の可能性はかなり低そうなので、PCR検査は不要そう・必須ではない
- 心配であったり、会社から要請があればPCR検査を受けても良いと思う。
- 14日間は外出は極力控えて、自宅で様子を見てください
- 買い物など日常生活は、今までマスク・手洗いうがいなど感染症対策をして行っていれば問題ない。
ということでした。
PCRに検査についてどうするか
PCR検査については、不要そうだな。と当初考えていました。
ですが、検査を受けて陽性であることがわかれば、自分からもアプリ経由で発信できる。
という意見を聞いて確かにな。と考えているところです。
新型コロナウイルス接触通知を受けての感想
仕事以外での外出を避けていても、本日時点でCOCOAへの陽性者登録数が238件でも、接触するときは接触するということを思い知りました。
一方で、緊急事態宣言後は、仕事と通院、自宅付近のスーパー・コンビニ・飲食店以外は一度も外出・利用しておらず、
通勤退勤も直行・直帰していたため、接触した当時の状況を容易に整理することができました。
状況が整理できたことが、気休めではありますが多少の安心感へ繋がりました。
また、マスク着用の徹底し、一歩でも外出したら手洗い・うがいの実施。1時間以上外出or通院して帰宅した場合はシャワーを浴びて着替える。
という対応をしていましたが、過剰ではなかったように思います。
そして、陽性判明後大変な中、COCOAへ陽性者登録をし通知してくださった方のおかげで迅速に状況を知ることができました。
この通知が無ければ、「夏季休暇中だし人の少ない近場にでも散歩や自転車で行ってみるか」と考えていたところでした。
おかげで、リスクを増やすことなく対応することができました。
買い物は問題ないとのことでしたが、外食はマスクを外すので一旦2週間はしないようにしようと思います。
COCOAについては、指示に従って行けばスムーズに保健所へ相談することもできました。
特に、今回の件で「想定していなかったタイミングで」「知らないうちに」接触している可能性があるということを思い知りました。
私にとって、COCOAは利用しておいて良かったと感じました。
体験記としては以上になります。
追記
---- 2020年08月14日 20:30頃追記 ----
「アプリに表示されている日付けは、陽性者と接触した日付ではないのではないか。」
「アプリに表示されている日付けは、接触した日ではなく、COCOAが陽性者と接触したことを判定した日ではないのか」
というお話を伺いました。
こちらについて、公式の情報を確認しましたが、「接触した日」なのか「陽性者と接触したことを判定した日」なのか、
私では記事公開後に判断することが、できませんでした。
確かに接触日一覧のテキストでは、「陽性者と接触した日」とも「陽性者と接触したことを確認した日」ともとれる表現になっています。
公式アプリのヘルプには、「接触があった日付の一覧を確認できます」とありますが、諸説あるようです。
↑上記画像は「アプリのヘルプページのスクリーンショット」です。
私の接触通知画面ではありません。
COCOAアプリとは別に、Googleのアカウントから接触情報のキーを確認した情報を見ることができます。
COCOAアプリに接触があったと示されていた 8/9には、キーは一致しておらず、
COCOAアプリから、通知のあった8/13にキーが一致していました。
また、8/12以前にキーの一致を確認することはできませんでした。
予想としては、「8/9に接触した人が陽性だったことが、8/13に分かった」ということかなと考えましたが、
アプリの実装や解釈によると思うので、私からは判断しきれません。
公式ヘルプや、設計書・API仕様書を流し読みしましたが時間がかかりそうであることと、実装に依る部分もありそうという観点から、
明確に判断することはできませんでした。
iOS / Androidの違いによっては、接触した日が分からないなどのコメントもいただいていますが、
明確な1次情報を見つけることができなかったため、ご存知であればご教授頂けると幸いです。
---- 2020年08月14日 20:30頃追記ここまで ----
※ 新型コロナウイルス接触確認アプリ「COCOA」は、各種スマホ以下のリンクよりインストールすることができます。
iOS版
apps.apple.com